ヤモリを観察しよう
拙宅にはヤモリが棲んでいます。なんだか白っぽい写真ですが、実物も結構美白なヤツです。例年GW頃になると、どここらか姿を現し、門灯とか玄関の灯りが漏れるあたりで餌を待ちかまえています。
家族には爬虫類を怖がるものがいないので、玄関先にヤモリが現れると、「今年もヤモリが…」などと、まるで旧友と再会したかのごとく、ひとときをなつかしく過ごします。
現在の家は10年以上も前、中古の家屋を入手して住んでいるのですが、引っ越したその年、すでにヤモリは棲んでいました。寿命は数年程度と聞きますが、まったく姿を見せなかった年はわずかです。
姿を見かけなかった年は門灯の電球が切れたままで春夏を過ごしたので、もっと餌の羽虫が多い近所へ移住したのでしょう。また、ある年は近所の猫にはたき落とされたのか、上半身だけの無惨な姿になってしまったこともあります。ねんごろに弔っておいたのが良かったのか、翌年には別のヤモリが住み着きましたが…
ヤモリ(ヤモリ科:Gekkonidae)は「屋守」「家守」の字をあてることもあり、トカゲと並んで身近な小動物です。イタチと同じで、都心部で見かけることも珍しくありません。餌さえありつければOK!といったところでしょうか。
南方に棲むヤモリはグロテスクなのが多いけれど、写真のヤモリはたぶん、ニホンヤモリと言われる種類。ずいぶん地味なヤツです。草むらをすばしこく走り回るトカゲよりも、すこしデブかな?腹回りがでっぷりして愛嬌のある体型です。
とはいえ、羽虫を食べる時にはすばしこくて、まるで瞬間移動したかのような動きを見せます。
手足は短く、色はカフェオレみたいに白っぽいので「ブキミ」という人もいるようです。しかし、性格は穏和で、人が近くに来ても逃げずにじっとしていることも多く、手に取ることもできます。(あまりいじめないようにね)一度間近で観察してみてください。結構カワイイかも…

